認定NPO法人J.POSH（日本乳がんピンクリボン運動）の活動の１つに、乳がん早期発見のためのマンモグラフィ検査の普及や乳がん患者さんへの専門家（医師、看護師、放射線技師、検査技師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど）による医療の推進があります。

一方で、乳がんの医療の実際はその患者さまのほとんどが女性であるため、そして乳房という女性特有の臓器であるため、その現場では女性スタッフを望まれる声は非常に高いものがあり、認定NPO法人J.POSHにも「女性放射線技師さんに検査をしてもらいたい、女性技師さんであれば検査を受けるのに・・」などの声が多く寄せられております。

また、欧米における乳がんのマンモグラフィ検査ユニットやブレストクリニックでは（少数の男性医師を除いて）すべて女性スタッフで構成されているのが一般的です。このように、今もこれからも乳がん検診・診療の現場で女性の放射線技師の方々が常に必要とされています。
このような状況を踏まえて、認定NPO法人J.POSHではより多くの女性放射線技師（Lady Mammographer：LMG ）の方が乳がん領域、特にマンモグラフィ撮影に興味を持っていただき、女性やその家族、友人を乳がんの悲しみから救っていただければと思い、これを支援する女性放射線技師育成支援プログラム（LMGプログラム）を2010年にスタートいたしました。

2024年度も継続プログラムとして「検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師講習会受講・受験のための参考図書代」補助プログラムを実施いたします。
下記応募要項をお目通しの上、ご応募および広報のご協力をよろしくお願いいたします。