出版事業・こころのメッセージ
出版書籍
認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が出版した書籍をご案内いたします。
ピンクリボンこころのメッセージ第1集・改訂版
(2009年10月20日発行しました)
1. 体験記
(お父さん・ご主人・娘さん・息子さん・患者さん)
2. こころのケアQ&A集
(ご主人の悩み、娘・息子の悩み、親の悩み、患者さんの悩み)
3. 情報コーナー
(がんと家族、育児、家事、保険制度等)
「ピンクリボン こころのメッセージ」第1集改訂版発刊にあたり
このたび「ピンクリボン こころのメッセージ」第1集改訂版を発刊させていただくことになりました。
第1集を製作いたしました当初は、どのような反応があるのか予想もつきませんでしたが、とにかくいろいろな方々に乳がん患者さんや、特に患者さん家族の生の声を聞いていただきたかった、という一念で製作をしました。
第1集を2008年7月10日に発刊いたしましたが、以来1年という月日が経ちました。
この1年の間にJ.POSHはたくさんの人に支えられ様々なプログラムを行ってまいりました。
その中でも”J.POSHピンクリボン キッズ・ファミリープログラム”は私どもJ.POSHが最重要活動のひとつに掲げているもので、これは患者さん家族のこころのケアを目的としたものです。
この「ピンクリボン こころのメッセージ」はこの”J.POSHピンクリボン キッズ・ファミリープログラム”の中から生まれたものです。
この1年という期間は私たちにとっては短くもまた長くも感じられるものでしたが、常に喜びに満ちたものでした。
多くの方との出会う喜び、出会って感動を分かち合える喜び、時としてともに涙する喜びさえありました。
そんな新しい喜びの中で、誰ともなく声を出し、手をあげて、乳がんで困っているいろいろな人のためにもっと役に立てようと、こころのこもった意見や気持ちが集められ、この第1集改訂版が完成しました。
この書をお読みいただき、こんなにも同じ思いの人がいたんだ、自分にも解決の糸口がなにか見えたような気がする、自分は一人じゃないんだ、だから頑張ろう、と思っていただければ幸いです。
そしてそんな思いを次の世代へ伝えていただければありがたいです。
“for the future generation”
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
乳がん A to Z
2012年10月発行
A4判/156ページ
ISBN-13: 978-4-9906690-0-3
本書の各編は、患者、そのご家族、そして各分野の新進気鋭の先生がたにより、ご執筆いただき、しっかりとしたエビデンスに基づいた内容が記載されております。
【内容】
- 乳がんの疫学・リスクファクター
- 遺伝性、家族性乳がん
- 乳腺疾患のABC/乳癌検診
- エビデンスに基づいたStageI,II乳癌の治療戦略
- 局所進行乳癌(StageIII)の治療戦略
- 再発乳がん
- 腋窩リンパ節のコントロール
- 乳癌の外科治療:今後の展望
- 乳癌術後乳房再建術
- 乳がんの予後因子
特にNottingham Prognostic Indexについて
- 乳がん患者の心理的ケア
- 患者並びに家族の声
- Breast Care Nurseの未来像
- 女性放射線技師の未来像
~どう乳がんとかかわっていけるか~ - 乳癌のがんワクチン療法
- The Cutting Edge癌幹細胞研究から見える
未来の癌治療のすがた - 乳がんの病理
- 検診Q&A
過去の出版物
患者さんとそのご家族の心のケアのために
- 患者さんとそのご家族の体験記
- 患者さんとそのご家族のこころのケアQ&A集
マンモグラフィー検査受診率アップのために
- 企業における乳がんマンモグラフィー検査取組み実態調査報告書・2007
- 企業における乳がんマンモグラフィー検査取組み実態調査報告書・2008